LGBTとお金③ ~①専業主婦はどう映る?~
※今回は『専業主婦』に、
専業主夫、扶養控除の労働者も含めます。
男女を自由に入れ替えて読んで下さい。
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LGBTには縁遠い『専業主婦』。
羨ましく思う人もいるかも知れません。
が、
今すぐその発想、やめた方が良いです。
団塊の世代が日本経済に及ぼす影響、
以前、4部作で書きました(リンクは一番下)。
実は高齢者よりも、専業主婦の方が大問題。
今回は5部作、その初回。
炎上必至。。。でもぶっちゃけます。
①専業主婦はどう映る?
②専業主婦を守ってきた理屈
③メンタルを病む専業主婦の事情
④国家から見る専業主婦
⑤GDP世界3位なのに貧困
25年前、田嶋陽子の全盛期(笑
フェミニズムが極論の頃。
ある30代女性の言葉が、学生の私に衝撃だった。
「金を稼がない女は恥ずかしい。
シャツ1枚で他人(夫)の顔色伺う。
男の所有物だ」
20年前、アジアの安宿で。
ちょうどTVで流れた、
日本の男女雇用均等法のニュースを見て。
仏(フランス女性)、独(ドイツ女性)
加(カナダ男性)、米(アメリカ男性)
仏女「日本はなぜ、男女で労働格差があるの?」
私 「女性は家で家事する文化がある」
独女「女性は働かないの?大人なのに?」
加男「男は家事をしないのかい?」
私 「古い日本文化では、家事は女性の仕事。
今もその名残は根強い」
仏女「なんで?」
独女「日本は先進国でしょ、未だに?」
米男「僕は日本に住みたいよ。
家事も、性奴隷も妻、僕はご主人様。
飽きたら交換(シニカルに)」
独女「(吐き捨てるように)
それでも文句言えないわね、日本の女は」
日本の男女平等の矛盾を、グローバルに知らされた。
専業主婦は日本固有、
と言っても良いかもしれない。
世界では専業主婦と言えば、
・お国事情(宗教的に女性外出不可など)
・よほどの富裕層(年収3千万とかのレベル)
[稼がない=社会人ではない]
[夫に養ってもらう=自立していない]
と捉えるのが、世界の標準なので、
『専業主婦は恥ずかしい』が多い。
途上国には未だ家事=女性が中心の国もある。
現金収入が力仕事中心、だから男が担当。
冷蔵庫がないから毎日買い物、
洗濯、掃除も時間がかかるから、
女が家事担当、となるから。
日本の専業主婦、世界標準では、
かなり珍しいのが、伝わりましたかね?
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↓以前の記事、団塊の世代の影響のリンク↓