ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

LGBTとお金② ~団塊の世代の影響1/3: 2025年~

特定のキーワードをもとに、今後の経済がどうなるか?
不動産を先日、書きました。
今回は団塊の世代

「年寄り? 私には関係ない」
と思った人も多いと思います。
が、LGBTには超々深刻です。

コレ、日本経済でめっちゃ重要なのに、
ほとんど語られていません。

今の消費の中心は団塊の世代
マスメディアでは団塊の世代へのネガティブ発言NG
私は広告収入関係ないので、ズバッと♪


団塊の世代
2020年現在の71〜73歳、約800万人。
一般的な老後イベントを当てはめると、
 2025年 76〜78歳 健康寿命
 2035年 86〜88歳 男性の平均余命
 2040年 91〜93歳 女性の平均余命

 

団塊の世代は、年金だけで生活できる最後の世代
現在の60代以下は、年金だけで過ごせません。

その団塊の世代ですら、
年金生活になれば、かなり生活の質を落とします。
高齢者になってから、生活の質を落とすのは不可能と言われます。
それでも仕方なく生活の質を落とす70代前半、まさに今。

 

2025年 76〜78歳:健康寿命

大病や介護が始まる年代。支出(医療費、介護費)が急増する。

一般に、介護は500〜1000万円/1人が必要。 
団塊の世代でも、介護費を考えると年金では不足。

2025年、健康寿命を迎えた団塊の世代は、
更に生活の質を落とすことになります。

団塊の世代が消費の中心』『高齢者が金持ち』
という発想、

あと5年で終わるということ

 

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65歳を過ぎると年金生活で極貧、75歳を過ぎるとさらに出費が増えます

 

そこで問題になるのは3つ。

①税金の支出・増
現在は国家予算の35%が社会保障費。
これが2025年には、さらに1.2倍UPの予想。

しょーがないよねー
と思った、現役世代のあなた、
あなたが受けられるサービスが2割分減るのです。

 

②老人ディスる社会がスタート
政治も企業も、今は老人びいき。
老人が選挙に行きにくい健康状態になり、
偏った業種(介護、健康業界)しか買わないのなら、、、

団塊の世代の年金は、
現役世代の支払額(給与天引)x2~3倍受給
今の50歳で、だいたい支払額=受給額。

特に女性(扶養)はそもそも、税金も年金もほぼ払っていない。
なのに手厚い社会保障・年金。
真面目に税金納めている社会人、扶養の確率が低いLGBTからすると、
納得感はないですよね。仕方ないとは言え、、、
そんな不満が噴出するでしょう。

 

③不足する介護費用は誰が払うのか?
正解)子供が払う

LGBTはここからが重要、テストに出ます!↓
「誰が親の介護をする? お金を払う?」
と兄弟でモメた場合。
LGBTのあなた、押し付けられませんか?
「あなた(LGBT)は独身でお気楽、お金も自由でしょ」
と。

親が介護年令(75才前後)になる頃、
ストレートの兄弟は
子供が受験年齢、教育費のピーク。一般的に。
”自分のことだけ考えればよい”LGBTのあなたが、
お気楽なお一人様に見えるわけです。

  

この辺は序の口。
2035年 86〜88歳 男性の平均余命
2040年 91〜93歳 女性の平均余命
が何を意味するのか、次回、書きますね。

「年金に期待していない」「年金なんかもらえない」
という声をよく聞きます。
では、
そのための対策、あなたは立てています?

貯金をしているという方、
老後資金は3〜5千万円必要。
30歳から貯める場合、毎月10〜15万円の貯金が必要です。

そんな対策が、私のブログ。
次回以降も、乞うご期待。