「母の年金が少ないみたい。
大丈夫ですかね?
『LGBTが負担』って、
しゅうさんが書いてたから」
ゲイHさん(33歳)から、母親(62歳)の相談を受けた。
詳しく聞いてみると、
「62歳でもう年金貰っているらしい。
月4〜5万円。
携帯+保険+スポーツジム=3.5万円。
なのにずっと働いてない。
生活費は再婚相手が払ってくれているようです」
義父の職歴などは不明なので、
私の憶測もありますが、今後の生活費は
あと数年:義父の給料
幸い義父はタクシードライバー。
70歳過ぎまで働ける。
その間は、お互いに健康なら問題なし。
義父退職後:年金2人分=10〜13万円前後(手取)
この夫婦は、食べるのがやっと。
友人付合、病気の治療、家のリフォーム、、、
全て無理。
入院などは、子が支払う。
義父他界後:母の年金のみ=6万円前後(手取)
母は食費さえ払えない。
日常生活も子が支払う。
※手取から更に4〜5万円
(固定資産税、光熱費)を支払。
残額で食費・洋服・消耗品などを支払。
Hさん、愕然としていました。
10~20年後、親を援助するのが決定してるのです。
「狭くても都内のマンションで、彼氏と同居」
Hさんの未来図、崩れるのです。
Hさんが特別ではない。
あなたの親が、下記の内の2つに当てはまれば、
・70歳未満
・資産家ではない(不労所得なし)
・専業主婦
あなたの話です。
「そんな人たくさんいるでしょ?」
というあなた、その通り。
これから数千万人の貧困老人が街に溢れます。
だから国は、私は、何度も老後リスクを言ってます。
貧困老人のために、LGBTは不幸になる。
ストレートは面倒を見れないから。
なぜなら親の介護は、孫の教育費ピークに来る。
ex)30歳で子を生む場合、
親75歳 → 子45歳 → 孫15歳
親90歳 → 子60歳 → 孫30歳
この年令、下記の平均です。
75歳:健康寿命の終り
90歳:人生の終わり
15歳:教育費ピークの開始
30歳:結婚、マイホーム
親の介護期間=孫の出費時期。
面白いほど重なります。
それでもあなたのストレートの兄弟、
親の介護ができますか?
LGBTのあなたに押し付けられませんか?
前回、『暴走する高齢者』で書いた↑飯塚被告、
家族が強いバッシングを受け、
「早く逮捕して欲しい」と言ってるとか。
それでも飯塚被告、過激な発言を続ける。
自分の老化を認知できない、
ってそういうこと。
今は優しいあなたの親が将来、
『あなたの生活、自由、人生を守る』
と言う発想を失うかもしれない。
老後対策の重要性、私はしつこく言っています。
親の介護を押し付けられやすいLGBT、
独居老人になりやすいLGBT=あなた本人の問題。
まずは親の状況、確認してみましょう。