ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

LGBTとお金⑤-5『LGBTの老後~お金の対策~』

FP(ファイナンシャル・プランニング)すると
「今度こそ真面目に考ます!来月から
私「来月から?」
「たまたま今月だけは〜」
ブランドバックを隠しながら。
LGBTの典型的な流れ。。。
数十年後の『来月』でも相談に乗りますよ(笑

 


老後の準備、何をすればよいのか? 

貯金?
今はデフレ、
今後必ずインフレになります。

インフレになれば、
頑張って貯めた1000万円が
今で言う500万?いや100万の価値かも。
デフレ時代の貯金はハイリスクです。

ちなみに、例えば40歳、
最低限の老後生活に備えるなら
毎月25万円の貯金が必要。
できます?
貯金が不要とは言いませんが、
老後対策への効果は、限りなく低い。

 

  

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LGBTは低所得、将来の不安大など、課題は昔から明確。しかし対策の術は誰も語っていない

 

  

私からのLGBTおススメ対策は3つ。

 

1) パートナーと生活
年金2人分にする、ということ。
もっとも効果的。

ただし、どちらかが先に死にます。
残った一方に遺族年金は出ず、大きく不足。
この方法も完璧ではないです。

「それができれば苦労しない」
と嘆く声が...私もです、、、


2) 年金受給を遅くする
現在の年金支給は65歳。
 70歳ならx1.42倍
 75歳ならx1.84倍

75歳から受給なら、30~40代でも17~20万円。
これはMUST、他に手がありません。

「75歳まで働くの?」の声は、次回に!


3) 固定費を減らす
住宅ローン、保険など数万円単位の固定費は、
現役の内(65歳まで)に払済ませる。
今は支出増でも、一般に一生での支出総額は減。
なにより老後の固定費が減るのは嬉しい。

これが一番簡単。

 

 

政府は原則、家族による介護を推奨。
世話をしてくれる人がいない場合、
あなたの兄弟、甥姪が世話(支払)するルール。

あなたの人生、
『最後は身内を犠牲にする』前提に
なっていませんか?

 

今回は一般論でLGBTの老後を語りました。
あなたの場合はどうか?は、まずはメールで。
shu.lgbt@gmail.com