ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

洗脳の実例  ~パワハラの実態~

パワハラの被害者は、洗脳されていることが多い。
今日はそんな話を。

 

40歳妻・課長職。夫は48歳・部長職。
同じ一部上場企業に勤務。

元々FPで夫と話をしていた。
夫は亭主関白で、簡単に言えば、昭和の厳しい上司キャラ。
妻はその反対、0.5歩後ろに下がってる印象。
「妻も高収入なのに何故、黙ってるの?」
それが私の妻への第一印象。
その妻から相談の連絡があった。



「住宅ローン・教育費・食費は全て私(妻)。
夫は一部の保険とか自動車とか。
自動車は夫がローンを組めず、私の名義でローン。
その分毎月、夫から貰ってる」

さも当然のように話す内容も気になったが、
夫がローンを組めない?
気になって、その話にフォーカスすると、
「そう言えば、個人名なのに宛名・差出人が
印刷された封筒が時々来る。。。」

徐々に妻の会話に力が入り、
「やっぱり、おかしいですよね? 私、払い過ぎですか?
それにローン組めないって、、、」
彼女はここまで話して、やっと今の状態に気づいた。

ローンが組めない=金融会社のブラックリストが殆ど。
個人からの郵便なのに宛名印字、、、
債権回収会社滞納常習者から回収する業者)の可能性アリ。
職場に個人名で電話がかかってくるのも同様。

彼女はその知識はあったが、
言葉にして初めて、夫の状況と紐づいた

 

 

彼女は既に、この図の状態に陥っていた

 

 

「そんなコトも気付かなかったの?」
あなたは思いませんでしたか?

これがパワハラの実態。
冷静に考えれば誰でもわかることが
「自分だけは大丈夫」
自分に言い聞かせる。

パワハラなどでメンタル不全になりやすい人は
責任感があり、真面目で優しい人が多いです。
辛い状況なのに「まだ大丈夫」
自分に言い訳できて、相手を庇える人です。

彼女も一部上場の正社員を 20年以上。
とても聡明、いわゆるデキる女。
普段なら当たり前のことが、見えない。
これが洗脳です。


「誰かに話すと心が軽くなる」
よく言われますが、気持ちの問題もありますが、

自分の状況が客観的に見える意味もあります。

もしあなたが何か辛い状況にあるなら、
必ず誰かに相談してください。
LGBTは人生の根源がストレートとは違うので、
相談しづらいですよね。
私で良ければ、話を聞きますよ。