LGBTはマンション住も多いと思うので、
この話題を。
大規模修繕、語られて長いので、対策や
改善されたマンションも増えています。
今回①は初歩の基礎知識。
次回以降②③は、しゅうさんらしい独自の経済視点で。
通常の修繕
マンションの修繕と言うと、
外壁塗装、水回り(配管交換)、植栽の手入れ
マンションは共同資産、
資産価値を安定させるために約10年に1回程度。
これは普通、毎月支払ってる修繕費で賄える。
マンション規模によりますが、一般に目安は2万円。
2万円の修繕費を毎月払う新築マンション、ほぼ無い。
ならどうするか?
築後10-15年したら、今までの不足分を含め
修繕費約3~4万円徴収。
子供が受験(教育費ピークの頃)ですねー。
大規模修繕
30~40年もすれば大規模修繕。
・エレベーター、立体駐車場の故障
・コンクリート、手すり・柵など劣化
・耐震設備の交換
これは修繕費では全く不足が普通。
各戸数百万円~1千万円超を追加徴収。
(タワーマンションならもっと高額)
住宅は30~35歳頃の購入が多い。
大規模修繕は年金生活になった頃。
「住みたければ1千万」
って、払えます?
でも買う時に説明されてますよね?
実際に大規模修繕が近付くと、マンションを売る人は多い。
が、売値は大幅に安くなる。
思っちゃいませんか?
「大規模修繕1千万円、年金生活で払えない。
私たちはあと10年くらいで寿命。
マンションの資産価値なんて言ってられない。
今のまま、多少不便でも10年もてば良い」
だから同意しない家族多数で、大規模修繕がすすまない。
空室問題
住人死去後の相続先、マンション組合が知ってる可能性は低い。
相続された側(子供)も、
自分が住まない遠方のボロマンションに
毎月の管理費、修繕費で数万円払います?
督促されるまで無視、放置を選びがち。
こうして日本中にゴーストマンションが増え始めた。
資産価値低下、空室だらけ。
価格急落、賃貸が増え、治安悪化、、、
行けばわかります。
植栽は荒れ、手すりは赤茶け、
歩いてるのは高齢者と子連れ外国人。
近所のスーパーは少量ずつの安売りばかり。
ここまでは入門編。
たぶんあなたも、何度も何度も聞いたはずの話。
次回は、経済全体としてマンションを見てみましょう。