LGBTに老後の話をすると
「孤独死するんで♪」
「いつか考えまーす」
と現実逃避。
「このままだとヤバい、
でもどうしたらいいの?」
が本音ではないですか?
■老後の支出(平均的な生活費)
夫婦 :月額27万円
単身者:月額20万円
これは子育て(=倹約)したストレートの平均額。
対して、
LGBTは倹約不慣れ、支出が多い傾向。
単身で最低25〜30万円は無いとミジメ。
この他に、
賃貸住宅なら賃料、
マンション保有は大規模修繕後の管理費が必要。
■老後の収入(もらえる年金予想額)
60代:13~15万円
50代:10~12万円
40代: 8〜10万円
※1人、月額、厚生年金加入
年金は2人分(夫婦)で足りるように
設計されている。
LGBTに多い1人暮しは、全然足りない。
■介護の費用
平均月額3~5万円。
「それくらい何とかなる!」
と思ったあなた、
甘~い。
生活の質を落とすのは辛いのに、
必死に削って削って、尚も削る年金生活。
そんな惨めな生活に慣れた頃、
介護でさらに出費。
その状況で支払える限界が3~5万円。
しかも3~5万円でできるのは
在宅介護(家族がケア)。
単身のLGBTは施設入居、もっと高額。
特養(公的施設)の費用は、
都市圏で15〜18万/月
地方で13〜16万/月
特養はほぼ入れないので
老健(公的)や民間施設、
老健:特養+1~2万円
民間:特養+5~10万円(滅多にない超安価)
「ぜーんぜん足りない。
やっぱLGBTは死ぬまで不公平」
と考えるのを
あきらめようとしたあなたへ。
「お金が足りないとどうなる?」
例えば
あなたが痴呆で徘徊、保護された。
1人暮らしとわかれば施設入居。
毎月18万円が必要なのに、
毎月10万円の年金。
差額は、兄弟に請求されます。
あなたは突然、
「お兄さんの不足分8万円払ってください、
今月からずっとずっと」
と言われたらどうします?
兄弟が払えなければ、
甥や姪に請求されます。
親族に惨めな生活がバレ、
甥や姪にたらい回しにされ、
見捨てられ、縁を切られ、
まさに下級老人、、、
現在、生活保護の中心は高齢者。
彼らの大半はこんな状況。
「どうすればいいの?」
は次回。
個別で相談も受け付けてます。