LGBTの将来設計⑥ 〜年金は出るの?〜
「どうせ年金なんか貰えない」
とてもとてもよく聞く声。
「だから国民年金払ってない」
そんな方に聞いてみたいのは、
「代わりに、何か備えてる?」
代わりに普通の貯金(銀行の定期預金など)は論外。
投資、iDeCoなど、効率的に備えてるならOKだと思います。
しかし私の聞いた範囲で、
LGBTの大半は、何も備えていません。
「年金なんか出ない」
「どうせ早死するから」
って、言い訳ですよね?
「どうしていいかわからない」
「お金が勿体ない」
ホンネは現実逃避だったりしませんか?
余談ですが、こういう話をすると
「私、NISAで備えてます」
という声が必ず出る。
NISAも投資なのでOKな発言ですが、
老後対策はやはり、圧倒的にiDeCo。
証券など金融マンはNISAを勧め、
WEB・雑誌もNISA推奨記事が目立ちます。
それはつまり、
NISAの方が
金融会社が儲かる=客は儲かりにくいから。
年金は100年経っても無くならない。
政府の言う通り、必ず年金は出ます。
でも年金だけで生活できる=十分な額が出るとは、
政府は一度も言ってません。
それでも、
・掛金が非課税
・終身受取
・高利回り
・障害年金
を考えれば、年金はサービス満点。
LGBTで、トップFPで、カウンセラーの
私からして。
LGBTは
・刹那的になりやすいし、
・将来を考えたくないし、
・誰に相談すればいいのかわからないし、
・「いつでも相談乗る」と言われても相談できない
のもわかります。
私も、そうです。
が、
そんなあなたを哀れに思って、
積極的に手を差し伸べてくれる優しい王子様、
あなたには現れません。
カボチャの馬車が夢の世界に運んでくれることもない。
森の奥で寝てるのにキスしに来るのは変質者だけ(笑
待っていれば、未来は今よりもっと惨めです。
大通りを歩けるストレートと益々、差が開きます。
LGBTが最後まで自分らしく、
自分のアイデンティティを守りたいなら、
現実を直視し、あなたが歩き出しましょう。