能登の復興を4つの視点で見てみましょう。
①今まで住んでいた人
②住人の家族
③自治体 ⇑前回
④経済・ビジネス ⇐今回
今日は辛辣ですよ。
阪神淡路・東日本・熊本と異なり、
今回は不便な山岳・沿岸の過疎地域の災害。
日本にはたくさん、こういう地域があります。
優秀な政治家、トップビジネスマンなら当然の視点、
でも炎上しそうな視点を書きます。
④経済・ビジネス的な視点
住人の多くは高齢者。
復興しても、10年以内に何割かは居なくなるでしょう。
住み慣れた地域を望む住人が多い反面、
年をとればとる程、不便さは増す。
その家族は心配だし、介護や緊急時に駆けつけるのも困難。
自治体もいつまで機能するのか。
20-30年後、人が住まない荒れ地、ゴーストタウン化、
故郷の名前が消える可能性も高い。
それなら、
現在の住人は、金沢・または周辺のマンションに集団移住。
高齢者には利便性が良く家族にも安心、若者なら働きやすくなる。
受け入れる地域としても人口増加、税収UP。
空いた僻地集落を、
例えば輪島、穴水、七尾など有名な観光地は、
観光産業の従事者を優先。
その他の過疎地域は、各地域性を活かし、
工業団地・大型農業地域・リゾート化など、開発。
能登半島は巨大産業地域として
経済が生まれ、地域にお金が落ち活性化、
さらなるビジネスが生まれ、末永く活性化します。
故郷の名前がいつまでも残ります。
ニュースを見ていると、
「復興は『前と同じ街を作る』のでは意味がない」
と言う声がチラホラ。
そういう意味なんです。
あなたなら、どうしますか?