誰も語らない『能登の復興』 ~前編~
輪島が好きで、何度も泊まった私としては
1日も早い復興を祈ります。
で、
復興って何?
街を元通りにすること?
他の人が書かない、書いたら大炎上、
な話を書きます。
能登半島の復興、政府は2024年度予算だけで5千億~1兆円。
翌年度以降も考えれば、その数倍。
どう復興するのか、4つの視点で見てみましょう。
①今まで住んでいた人
②住人の家族
③自治体
④経済・ビジネス(次回)
①今まで住んでいた人
「道路・インフラ、商店や住宅を元通りにして欲しい」
「最新の技術でもっと便利に」と言う本音も。
そんな再建を望む声が多いでしょう。
②住人の家族
元々、能登地方に住んでいた住人=多くは高齢者。
その家族(子供たち)の視点。
「思い出の家も町も、もうない。
病院もスーパーも不便、親(年寄り)には大変。
将来の介護を考えても
金沢周辺、新幹線沿線に住んでくれた方が安心」
全員ではないだろうが、
街を捨てて欲しい家族も、少なくないだろう。
③自治体はどうしたい?
不便な過疎地域、予算もない、人員も不足、
この機会にコンパクトタウン化など効率化したいのが本音だろう。
財政破綻した北海道・夕張で有名になったコンパクトタウン。
病院、役場など社会インフラや住宅を1地区に集中させ、
低予算で効率的な街管理が可能。
「それは失礼、今まで税金払ってきたんだし」
と言う意見もありそうですが、
厳しく言いますが、過疎地域の多くは、
税金免除の高齢者や、世帯収入が低い=税金が安い。
再建費用は、今までもこれからも回収できない。
もちろん、税金は富の再分配。
一般所得者の税金で不足する分を
富裕層が多く税金を納め、カバーする仕組。
地域で回収できなくても、税金投入で再建は当然。
要は、
限られた税金を、どこに投入するのか?
能登復興に大量に投入すれば、
地域開発、失業対策、育児支援、、、あなたの為の施策が減ります。
そこまで考え開発します。
次回は、経済・ビジネス視点。
優秀な政治家の視点でもあり、
もっと辛辣ですが、ぜひあなたもご一考ください。