2月に「自動車産業の衰退」を書きました。
その続きを、素人目線で。
前回は電気自動車、自動運転、
米中の自動車会社に大敗と言う話。
今日は視点を変えて、
2) 充電規格
世界の電気自動車への充電規格は主に4つ。
まさに熾烈な勢力争いの最中。
①アメリカ型
2023.6月、フォードやGMもテスラ方式を採用。
急速充電に優れているのが特徴。
日本では日産だけが、北米市場で採用。
トヨタなど他日本車は、北米でも下記③日本式充電システムを採用。
②ヨーロッパ型
フォルクスワーゲン、アウディ、BMWなど欧州共同の充電規格。
急速充電に優れている。
③日本型
世界統一規格を最初に目指した日本型。
しかし今や、①②④での覇権争い。
家で使用する電気のバッテリーとして使うことが可能。
近年、④中国と規格統一が決定済。
④中国型
中国政府が中国国内・東南アジア一帯に、充電設備を大量設置。
東南アジアで電気自動車を買うなら、中国の電気自動車にせざるを得ない。
懸念点は、中国の規格をアメリカが拒否する可能性が高い。
日本で販売される電気自動車は、
テスラも欧州車も、日本の規格に合わせ販売。
でも日本の電気自動車、充電スタンドの普及が圧倒的に遅れ。
都市部では、個人宅は敷地不足、マンションでは組合許可が下りにくい。
今、数百万円かけて充電設備を作っても、
数年後に規格変更、また数百万円の出費は嫌だし、、、
うーん、電気自動車欲しいけど、、、
私がまだ買えない理由です。
LGBTは機械、車が苦手な人が多いので、書いてみました。
こういう処からも、日本経済の衰退がわかっちゃいます。