日本人の年収が横ばいor微減。
「今、普通に生活できてるし、平均ぐらいは給料もらってる。
それで横ばいなら、イイんじゃね?」
フツー大好き日本人の大半は思ってるでしょ。
LGBTなら、
「私は今まで平均以下の人生。周りと同じなら十分」
と自分に言い聞かせてませんか?
前回「日本は徐々に貧乏人に統一」と
世帯年収が減ってきている現状を書きました。
一方「日本人の給料は30年上がっていない」
とよく聞きます。
これは実質賃金(物価変動を考慮した給料の平均)。
この20年で約30万円減、
変動が小さいので「ほぼ横ばい、上がっていない」とマスコミは言います。
しかし収入は横ばいでも、源泉徴収(社会保障費・税金)はUP。
実質の手取りDOWNは下の図:国民負担率でわかります。
「この状況で子供3人とか産めない」
これが少子化の最大理由。
なのに政府は
「少子化対策の財源は社会保障費」
と言ってる。
つまり、さらに実質の手取が減る。
おかしくないですか?
私は税金、社会保障費が上がるのは仕方ないと思う。
新しい事業をするなら、今までにない予算が要るから。
でもLGBTとして本音を言えば、
少子化対策もいいけど、
独居世帯・低所得世帯のフォローもして欲しい。
偏った社会保障の中で、一番損してるのは
LGBTと金持ちなんですよね。
物価上昇も書きましょう。
平均給料。先進国は日本の1.5倍、
その先進国と同じスマホ、同じガソリン、小麦、建材、、、
なのに日本の価格がずっと据え置きだったのは企業努力。
労働者の賃金据置き、材料を安い海外製に切り替え。
それも限界で、昨年頃から日本でも急な値上げ。
日本の物価はこの20年でx1.2倍前後。
先進国の物価は20年で約x2倍。
つまり
先進国水準からすれば、今の物価x1.5倍が妥当。
さらに円安も加えれば、今の物価x2倍以上が妥当。
「難しいことはワカラン」「どうせ変わらないし」
と諦めてるLGBTのあなた、
「2倍でも仕方ない、何とか払えるかも」
と言うお金持ちのあなた、
次はもっと踏み込んで。