コロナの検証⑤ ~経済はどうなった?~
コロナ、ウクライナ侵略で世界的な物価高。
お陰で30年デフレが続いた日本も値上ラッシュ。
永年デフレの日本では[値上=悪]。
今では「4度目の値上げです」と報道も驚かない。
ティッシュペーパーだって菓子だって、
ずいぶんコンパクトになりました笑
重要なのは、
物価も上がるけど、給料も上がる。
給料上がった⇒モノを買う⇒企業が儲かる
⇒品質が良くなる/生産ラインが良くなる
⇒さらに売れる⇒さらに給料が上がる
これがインフレ、嬉しい流れ。
この統計が実質賃金(厚生労働省)。
実質賃金=名目賃金(給料の額)÷消費者物価指数
物価を加味して、前年と比べて本当に給料が上がったかを見る。
最新2023.3月度を見ると12か月連続マイナス。
大企業では給料UPの報道が増え、
最近では中小企業でも聞かれるようになった。
日本は9割以上が中小企業、
この流れに中小企業が追随できるかが問題。
と、ここまではコロナに限らず、
日本、世界情勢全体の話。
コロナのおかげで中小企業、ゾンビ企業が増えた。
ゾンビ企業とは、事業は倒産状態、
政府からの補助金で生きて残ってる企業。
今年から補助金に利子がつき、返済を迫られ、
計画倒産する企業もあるでしょう。補助金の貰い逃げね。
そんな状況なので、中小企業の給料アップ、
まだまだ難しいのです。
さて、諸外国はコロナ後の景気回復。
元々、景気が良かったのがコロナで一時停止、
1年以上前にコロナ解禁で一気に消費爆発。
アメリカは景気過熱し過ぎてるので、政策金利5.25%。
10年くらい前のBRICS以上の高金利!
一方、日本。もともと景気悪い。
コロナで失業者・非正規が増&物価高。
コロナ解禁後、儲かってるのは、
日本の一部の金持ち、インバウンド旅行業だけ。
「魚を与えるか、釣り方を教えるか」
で言うと日本は、魚を与え続ける政策。
お金のバラマキ、専業主婦・高齢者優遇の結果。
貧困者、働かない人が有利。そんな矛盾社会が今の日本。
LGBTは自分で生きてゆくので、その点は
自立した人が多いと思います。
現状維持は落ちるだけ、上を目指して生きることを
私が勧める理由です。