専業主婦の年金問題、全3回の第2弾。
これをマスコミが書くと大炎上。
でもね、
誰でも知ってる事実なのに、絶対タブーにするマスコミは、
「女は事実を理解できず、ヒステリー起こす」
ステレオタイプなのでは?
政治家も女性の年金問題、労働に触れると大炎上、
故安倍首相ですら3回言いかけ、毎回ウヤムヤ。
でも私、この問題をタブー視すること自体、女性差別だと思います。
問題はココから。
第3号被保険者(専業主婦:自分で年金を支払わない人)制度は1986年から。
1986年:第3号被保険者:57%
2021年:第3号被保険者:28%
当時は専業主婦が当たり前。
今では全世帯平均で3割以下、少数派。
住宅価格急騰で夫婦共稼ぎじゃないと、家も買えない時代。
今後益々、専業主婦は減る見込。
不公平で財源を圧迫している第3号被保険者制度が
ますます少数派=マイノリティになる。
マイノリティと言えば我々LGBT、税・社会保障で大損。
専業主婦も徐々に、不利になるのは必至。
「年金を支払って来なかったんだから、貰える年金は半分。
逆に真面目に払ってきた人は、もっと多く貰いましょう」
半分と言うのは、今の年金制度、
受給額=1/2国負担、1/2労働者負担だから。
これ、極めて合理的な流れでしょ。
あなたはどう思います?
20代後半~30代、男女誰でも仕事に悩む年代。
このタイミングで、女性に専業主婦を促す風潮がある。
何も考えない博愛主義、日本らしいですね。
一度、専業主婦を選べば、正規雇用に戻るのは難しい。
どこにも属さない、社会人ではない不安、
ずっと正規雇用の同級生と、会話は合わなくなる。
メンタルもきつい場合が多い。
極端なフェミニスト運動で有名な田嶋陽子も、
「専業主婦に陥る」と表現してます。
「専業主婦は女性として自立できていない」
と否定的ですが、彼女は
「やむを得ず、専業主婦になった」
と庇っています。
私が言いたいのは単純、
「専業主婦は結果、バカを見る。
どこの国でも女性が男性同様に働くのが常識。
そうしないと、経済的に不足するし、女性の権利は守れない」
次回は、日本で生きるのにいくら必要か?
と言う観点で専業主婦を語ります。