「男らしさ」「女は」、、、
1990年代、マスメディアも社会も日常。
そんな中で登場した
田嶋陽子(当時、法政大学教授、後に参議院議員)は
フェミニストの先駆者。
ビートたけし相手に論破するシーン、
覚えてますよね?
当時はまだ幼かった私には
『変わった人』としか映らず(笑
気になって最近、本を読んでみた。
結論から言うと、スゴイ。
自らの経験を元に、論理的に丁寧。
しかも優しい!
例えば、専業主婦。
田嶋陽子は専業主婦にさえ、
「陥った」などの表現を使いつつも、
自立できない状況を暖かく見守り、
決して卑下しない。
日本の子ども手当はバラマキ。
配偶者控除と同じく、所得が低いほど有利。
だから女性が働かない。
だから自立できず、
女性が子供依存になる現状も丁寧に語っている。
私は、専業主婦家庭を過去にブログで、
・老後、自身も子供も経済破綻
・国家破綻の一員
※末尾の〈参考〉過去リンク有り
と手厳しく事実を並べただけの私には、勉強になります。
ちなみに、
『男にすがる女』『男の収入を当てにする女』
には、彼女も手厳しい。
つまり女性を甘やかすだけではなく、
1個人として自立しろ、
と極めて真っ当、
ジェンダーレス思想の先駆者と言える。
30年も前から。。。
怖いオバチャンの印象があるかもしれませんが、
実は、過度なほどの平和主義者。
軍備増強・敵基地攻撃力が問われる今、
「(抑止力を競うような)もう、そんな時代じゃない」
と軍撤廃を求めている。
TV番組の言い合いでも、
つまらない論争になったら黙り込み、
自身が表面的な『負け』で終わらせることもある。
大人です!(笑
LGBTとして、興味深いでしょ。
ぜひご注目あれ。
〈参考〉
LGBT視線で1年前に専業主婦を書いたブログ↓
たくさん批判されましたが、
事実を語らないことが女性差別と私は考えます。