ジャニーズの闇・続 ~踏みにじられる若者の勇気~
5月22日、KING & Prince(キンプリ)の
平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退。
ニュースの扱いの小ささに驚いた。
SMAP、嵐に続くTOPスターはキンプリ、
と思っていた。
そのグループが大縮小、なのに何のイベントもない。
最終日に記念ライブ、TV生放送、
ファンへの感謝を伝える機会=花道くらい欲しい。
事務所側からの、旅立つ3名への嫌がらせ、
ファンを蔑ろにする姿勢も鮮明だ。
そんな理不尽な中でも最後まで笑顔を通した3名、
次の世界でも必ず成功して欲しい。
ジャニー喜多川前社長による性加害問題。
この一週間でテレビ局社長、CMスポンサーが語り始めた。
その内容は全て現状維持。
ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長の
声明を後押ししただけ。
前回も書いたが、
最初に口火を切った東山紀之も同様。
事務所方針のオウム返しだった。
ほかの所属タレントは黙ったまま。
ジャニーズ事務所以外のタレント、報道キャスターも
だれ一人、ジャニーズ事務所の悪口は言わない。
結果、この報道を日本で非難した大手メディアは
NHK・クローズアップ現代だけ。
最近のNHKはすごいですね。
元所属の近藤真彦も批判したが、自身のコトは触れない。
もっとも「ジャニーさんに抱かれたからデビューできた」
と言おうものなら、
他のジャニーズタレントも
[セックス=デビュー]と太鼓判が押される。
日本中わかってるけど、日本中知らないフリ。
本件に私がこだわるのは、
ゲイの私が、ゲイを誤解されたくないのも、少しはある。
でも一番は、
顔や名前を出し告発したカウアン・オカモトさんの勇気。
私、ぶっちゃけ泣きました。感服です。
若者が夢を持って頑張るよりも、権力者の欲望が優先する。
そんな若者を、社会は正論を述べながら潰してゆく。
今回も、今やジャニーズ事務所が優勢。
潰されてゆく正義を見て見ぬフリする大人。
ソレが正しい社会人。
カウアンオカモト氏のような勇気、
今回報われなくても、必ず実る時は来る。
腐らず、前向きでい続けてほしい。