FaceBookから何人か質問いただいています。
多いのが「今後の経済」「LGBTの老後」そして「神社ネタ」。
それぞれ書きたいんですが、最近とても忙しく、、、
今日は今後の経済、LGBTのお金の話。
不動産、特にマンションの話。
LGBTはマンション住まいが多いと思います。
嫌われちゃいそうですが、あえて書きます。
日本のマンションは、耐久年数・目安は47年。
食品の賞味期限と同じで、47年で住めなくなるわけではないです。
それでも世界的に比較して、耐久性が低いです。
諸外国では築100年のアパートメントなど見かけます。
なぜ日本はたった47年なのか?
理由は2つ。
・終の棲家として設計していない
ライフステージに合わせ、その都度住み替える、
生活スタイルとして日本のマンションがスタート。
・30代の人が買いやすいように安価
マーケティングの問題。
外断熱とか構造の問題もありますし、
耐震偽造・杭打ちなどの実態も書きたい!
ともあれ、
中規模改修;10~15年ごとに数十万~数百万円/各戸。
大規模修繕;40~50年後に 数百万~数千万円/各戸。
は必須です。
ほぼ全ての物件で。
こんな話、聞いたことないですか?
築40年超の老朽化マンション。
最近中古で購入した現役世代は、
住環境を守るため、資産価値を守るために大規模修繕したい。
かつて新築で買った人は、もう年金生活。
数百万円を払えるはずもなく、
むしろ「あと10年、雨露しのげれば十分」の発想。
大規模修繕に応じない部屋が多い。
持ち主がわからない部屋が多いこともあり、
ゴーストタウンのようなマンションが今、増えています。
マンション建設は1980年代に急増。
計算上、この問題が顕著になるのは、まさにこれから。
この頃までに建築された累積戸数150〜200万戸。
現在の累積戸数700万戸弱。
大規模修繕が必要、と言うか
大規模修繕しないと倒壊するようなマンションが全体の2〜3割。
となると、心配なのは、
マンションのブランド力低下。
『人口が減る』=『土地が余る』と言うこと。
土地が余って、戸建てが買いやすくなる。
かたや10年後、
マンションに流れてくる噂は、
大規模修繕の話が進まず、
ゴーストタウンのリスクが高い住居。。。
それでも、マンションのブランド力、保てます?
怖いことばかり書いたので、最後に希望の文章を(笑
人気大都市や地方でも、ターミナル駅の駅近は
今後も資産価値が安定しやすいです。
人口減少で、自治体はスモールタウン化を進めざるを得ない。
ターミナル駅周辺に病院、学校、商店を集中させ、そのエリアに人が住む。
夕張市はじめ、財政危機の自治体がやってることです。
ターミナル駅の駅近はどうしてもマンションが中心、
価値が下がりにくいと、私は見ています。
今日はマンション中心に書きました。
マンションに限らず、不動産全体から見る経済も、
今度書きますね。
LGBTにとって、リスクは現役世代の大病と老後。
現役世代の大病は、対策のうちようもありますが、
老後は防げません。
その時の住居、しっかり考えましょう。