退院後、がん保険請求を見た私。
診断書=初期の大腸がん
診療明細の生検結果=上皮内心生物
私は伝えた。
「これ、オカシイですよ。ホントにがん?
一旦、保険会社に提出してみましょう」
上皮内心生物は良性腫瘍。
がん(悪性新生物=悪性腫瘍)とは、明確に違います。
なのに多くの医師が頻繁に間違える。
生検(組織検査)は、手術で取った腫瘍組織の科学的な検査データ。
それを元に
医師が経験(自己己判断)で病名を決め、診断書に記入。
1週間後に届いた保険会社の公式回答も
「添付書類ではがん所見は認めらず。
今回はがんではなく、上皮内心生物として支払」
手術ミスに続き、誤診=病院のミス・その2です。
この病院、都内の超有名病院。
芸能人や政財界の大物が治療するあの病院です。
Sさん、仕事は銀座の高級割烹の番頭。
政財界にも常連。
お客様にこの話をしたら、
一流の弁護士や医師が、対策をアドバイス。
退院から2週間後、経過観察で医師に会ったSさん、
「手術ミスですよね?
それと、
がんって診断書に明記されています。
上皮内心生物ですよね?」
誤魔化そうとする医師に強気で詰め寄るSさん。
手術ミスに証拠はないが、数時間後の異常な大量下血は事実。
診断書のがん表記は、
診療明細という科学データと差異という証拠あり。
1時間後、教授大先生が出てきて平謝り。
初めて病院は医療ミスを認めた。
Sさん,Tさん、大事にするのを避けたのでこれで終了。
ちなみにこれ、医療裁判すれば、病院は数千万円支払。
「これ以上争うと、自営業のTさんにも迷惑掛かる。
関係ない、赤の他人(Tさん)を法廷に呼べないよ。
ゲイは不便ですね」
Sさんはあっけらかんと。
今回は医療ミスを病院が認めた、極めて異例の展開。
慰謝料とらないことで、認めたのかもしれない。
普通は、隠ぺいです。
まして家族のいないLGBTは不利。
LGBTって、病気にさえ、なれないのね(笑
せめて、なにかあれば、
音声、書類、画像、エビデンスを残しましょう。