プロのカウンセラー有資格者として、
LGBTに対するカウンセラーの実態を紹介するシリーズ②。
カウンセリングを受けたLGBTの実話を紹介します。
[カウンセリングを受けたLGBT-1]
ある高校生ゲイと話す機会があった。
彼は小校6年の時、親にゲイだとバレた。
親は息子を治そうと、カウンセリングに通わせた。
「この時間は、あなたの時間。
何をしても、何を言ってもいいんですよ」
満面の笑みで待ち構えるカウンセラー。
彼が何か言えば
「うん、うん、そうですよね」
笑顔のまま、表情を変えず頷くカウンセラー。
「だからいつも、アホらしくてゲームしてる。
でも『いいんですよ、あなたの時間です』って怒りもしない。
しょーがないから、たまにそれっぽいこと言って、合わせてやると
表情は変わらないのに、目が輝かせて、、、馬鹿じゃね。」
こうして彼は中学生で、自分が異常な人間だと確信し、
自分の本心は決して喋ってはイケナイと学び、
嘘で身を守る術を覚えた。
LGBTのあなた、あなたも通った道ですよね。
[カウンセリングを受けたLGBT-2]
ある中学生、自分がゲイであることに悩み、
スクールカウンセラーに相談したら、担任に報告された。
担任は優しく
「僕はホモをわかってる、ホモだって差別しないよ。
でもこれは、みんなで解決すること。
先生たちも親も、知っておかなくてはいけない事なんだ」
学校中の教師に共有され、親に知らされた。
彼は不登校になったが、家にいると親が泣く。
仕方ないので学校に行くと、
授業で性の話のたびに、急にドモりチラ見する教師に、
気付かないフリをしてあげる中学生。
彼は大人たちに余計な配慮させない為に
修学旅行に行くのをやめ、授業は極力サボった。
中学卒業で就職、東京に出て、一度も帰省していない。
この2人の対応、あなたはどう思います?
私は、正しい対応だったと思います。
もしかしたら、他にも道があったかもしれませんが。
あなたがストレートなら、、、
「カミングアウトすれば良いのに。今どき差別なんてされない」
と言う優しいお言葉、、、それが差別。
でも大丈夫、
大抵のLGBTはそんな扱いに慣れているから、
顔色1つ変えずにさらっと流してくれます。
次回③では、私の体験を。