経済が苦手な社会人向けのその3です。
日本経済低迷の原因と言われる3つ。
A) 政府が悪い ←前々回
B) 経営者が悪い ←今回はこの後半
C) 世界的な物価高
前回は中小企業、小売りは賃上げできない状況を
データで説明しました。
今日は就職活動が賃上げを妨害という話。
日本の就職スタイルも、給料UPできない理由。
先進国の給料平均: 700万円(円換算)
日本の給料平均:450万円
世界一労働時間が長い日本が、
先進国で圧倒的に薄給なのはなぜか?
日本式の就活:会社が採用、原則は終身雇用。
言い換えれば、
社員全員を教育。数年ごとに部署異動でまた教育。
低スキル社員もクビにしずらい。
だから経費が掛かり、給料は低い。
諸外国での就活:学生が自分でスキルをつけ、部署が採用。
言い換えれば、
会社は専門性がある社員だけを集め、ずっと同じ部署だから、
自然にプロフェッショナル集団ができる。
それでも不要ならばクビ。
今のような好景気は人材奪い合い。
給料相場はどんどん上がり、
アメリカの平均給与は日本の2倍。
「経営者はもっと賃上げしろ!」
の声は多いが、実は簡単。
あなたが、それに見合うスキルを身につければ良い。
諸外国ではそれが常識、日本人だけが甘えすぎ。
「わ、わかるけど、でも、、、」
あなた、今思いましたよね?
だからメディアは報じない。
世の中の情報、
マジョリティが喜び、わかりやすい形で流す。
単純なキーワードでわかった気にさせ、
思考停止させた方が、メディアも政府も楽だから。
あなたは、無難な言葉でなだめられ、
いいように利用されてませんか?