TVをつければウクライナの戦争。
私がよく言う
「ニュースに強くなるコツは、ニュースを覚えておく」
今が、その時。
大国が引き起こした戦争はベトナム以来。
第三次世界大戦が起きてもおかしくない状況。
と言うのは、他の人も言ってる。
今回も、他の人が書きそうもない論点で。
私が注目しているのは2つ。
1)戦争に発展する過程を見る
一生に何度とない機会 ←不謹慎だったらすいません
・独裁者は何を考えるか。どう変わるのか？
・戦争をどう正当化するのか？
・21世紀、大国の戦争はどんなか？
私は注目しています。
驚いたのは、
戦争の発端が今回も不安感情。
プーチン大統領が戦争を仕掛けた理由は、
簡単に言えば
「ウクライナがNATOに入ったら恐い」
かつてのベトナム戦争とそっくり。
東西冷戦から30年経ち、これだけ平和になっても、
わずかな不安感情で戦争は起きるんですね。
2)先進国・常識人たちの意見
某ニュース番組、某知識人が言った。
「ウクライナは、国民の命を守るために降伏も方法。
人の命より大事なものはない」
私、イスから転げ落ちました。
日本の博愛主義もここまで来たか。。。
いきなり別件。
某ニュースで中国の人身売買を取り上げていた。
売春宿、労働力（奴隷）、強制結婚、、、
農村地域で子供がさらわれ、親が我が子を売る。
ニュース解説者たちは、語る。
「中国はヒドイ。ブローカーはまだしも、
そんな卑劣な親がいるのか？」
あのぉ、令和の今でもぉ、
アジア各地・中南米・アフリカ、、、
世界中で人身売買ありますぅー。
子供を売る親は卑劣、、、ですか？
明日食べるものもなく、このままでは一家餓死。
売春宿でも奴隷でも、子供は食事が得られる。
自分たち（親）も生きられる。
生きていればいつかは幸せになれるかも。
あなただったら、
子供を餓死させますか？ 売りますか？
私には、
知的で立派なニュースキャスターの方が
卑劣に見えました。
話をウクライナに戻します。
国により、時代により、社会により、
価値観は違う。
自分の価値観だけでモノを見るのは、
相手の文化への冒涜＝相手の存在の否定。
人の命を語るなら、
人のアイデンティティも考えて欲しい。
LGBTなら、わかってくれるはず。
ウクライナ侵略のニュース、
実情を知るのはもちろんですが、
今後のニュース、社会を正しく見るためにも
私は見ています。
