ドラマ『日本沈没』、
「ヒドイ駄作だった」
のブログはた～くさんあるので、
私は一歩踏み込んで。
原作は、言うまでもなく面白い。
企画も、最後にパンデミックになったり、
フォッサマグナで日本が2つにわかれたり、
↑ちょうどブラタモリでやってた（笑
よく考えられている。
問題は役者、演出（設定）、CG。
30代前後の官僚、外出など自由な仕事。
役者ではないタレント起用＝〔演技力＜話題性〕。
見ていて白ける素人演技、オーバー演技。
水没した東京なのに、ごみ1つ無い街。
1974年の映画『日本沈没』よりも迫力のないCG。
『日本沈没』と肩を並べる駄作と言えば、
今年2月放映のTVドラマ『君と世界が終わる日に』。
どっちも珍しく、
イケメンがたくさん出てるのに、私が褒めない！
『日本沈没』はNetflix、『君と世界が～』はHuluが出資。
有料TVが出資しているなら、
通常のTVドラマよりは、予算はあるだろう。
マーケティングもしっかりのはず。
ゴジラ・ウルトラマンの特撮技術は、ハリウッド以上。
なのに日本のCGは低レベル。
スーパーコンピューターを作れる日本がなぜ？
知名度がある出演者に予算の大半を掛ければ、
ヒットする日本の芸能界。
監督は無能なアイドルをヨイショするのが仕事となり、
各製作担当者は、残った僅かな予算のやっつけ仕事。
能力ある人は海外に流出するわな。
これって今、様々な分野で起きている。
今年の東京オリンピック。
開会式のレベルの低さ、
ドローンは数年前の中国技術。
巨大競技場でピクトグラムって、誰が見えるのか？
日本文化ではなく『日本文化っぽい』演出。
君が代（日本音階）の良さをを無視した国歌斉唱。
どれを見ても現在の日本の低技術・無策が露呈。
アイドルも同じ。
15年位前まで、アイドルと言えば日本。
ジャニーズ、モーニング娘、AKBがアジアを席巻。
それが今は
ジャニーズがSnowManのような韓流系を出す状態。
産業界も同じで、例えば電気製品。
20年前は日立・三菱・東芝・SONY・Panasonic、、、
誰もが認める世界の頂点だった。
でも日本は、
日本人を喜ばす全部入りの無難な高級化で失敗。
慌てて安価な大衆路線に変更したら、
ダイソン掃除機のような、ニッチな高級商品がヒット（笑
「マーケットを無視、いいもの作れば売れる！」という
昭和発想、未だにTOYOTAですら根付いている。
日本はまさに昼寝してるウサギ。
様々な分野で、カメに追い越されている。
と文句言いながら、
そのTVはPanasonic製プラズマTVでも、
中国製FireStickで、米国アマゾンプライムを見る私。
ウチの中もカメだらけ（笑
