Nさん:38歳ゲイ、S県在住、末期がん。
原発巣:大腸、経過不良で転院2回。
同性パートナーはTさん(27歳)。
Nさんは会社にLGBTがバレ退職。
がんの治療は肉体的、精神的、金銭的に辛いのを知る。
〜↓ここまでの詳細は↓〜
さらにゲイ特有の問題が出てきた。
住宅ローンも自動車も名義(Nさん)。
これまでの生活費、ほぼ折半。
住宅ローン、自動車購入は
Tさんも約3割負担したが、現金で手渡し。
Tさんには法的な所有権も、パートナーの証拠もない。
Nさんが死ねば、全ての所有権は絶縁の親。
会社を辞めたNさん、数百万円の貯蓄はあったが、
がん治療すれば、あっという間に消える。
Tさんがこっそり、生活費・治療費を払っていた。
Nさんは気付いていた。
フリーターのTさんには、かなり辛いはず。
Nさんは言った。
「1つだけ方法があります。
余命半年って言われれば、
マンションの住宅ローンは免除。
生きてる内に売却、現金をTに返せる」
私は返答できなかった。
Nさんは私のアドバイスで2度めの転院。
免疫療法で劇的に回復!
全身に転移したがんは、残すは数箇所のみ。
余命宣告を言われることもなくなった。
今は、Tさんとの養子縁組を準備中。
LGBTに病気の話をすると
「大病したら死ぬから」
と言う人が多い。
ハッキリ言います。
現実にさえ目を背けるあなたに、
死ぬ勇気、あります?
子供がいるわけではないLGBT、
必ずしも最後まで、病気と戦わなくても良い
と私は思います。
死を目前にしたら、誰でも生きたくなります。
せめて最低限の治療はする準備、
できていますか?