ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

LGBTとお金⑤-3『LGBTの老後~介護の実情~』

「どうせ年金はもらえない」
「老後の備え、周囲の人もしてない。
何とかなんじゃない?」

老若男女、ストレート/LGBT問わず、
金融相談(FP)で、よく出る言葉。
それに対して、1つ1つ説明しても、
「でも、みんな言ってますよ」

ワイドショー、週刊誌、WEB情報、友人、、、
「みんな」に従って生きる日本人。
視聴率、PV、興味本位の為の情報に
自分の人生を託す。
そりゃぁ、幸せになれる訳がない(笑

今日も正しい情報を、
LGBT向けにカスタマイズしてお送りします。

 

ほとんどのLGBTにとって、
一番の不安=老後。
同時に、
ほとんどのLGBTにとって、
一番、目を背けたい問題=老後。

LGBTとお金⑤『LGBTの老後』を3~4回で。
たまには
『老後をちゃんと直視』してみましょう。

 

 

例えば↓こんな現実、知ってますか?

特養勤務の看護師さんと会話。
「90代の入居者はリッチ。
本人の年金で、
本人が望む介護できる。

70代の入居者はお金がない。
本人の年金で不足、子が支払。
子が了承しない(払えない)ので、
体調悪くても医療を受けさせられない」

 

↑この例話の解説。

■特養=特別養護老人施設(ホーム)。

公共老人ホームの中で一番安価。
介護費用は原則無料、医療は有料。

入れる人は稀有、介護者にとって憧れの的。
ほとんどの施設が数百人待ち。
(今の入居者が、数百人死ねば入れる)

 

 ■70代でも年金不足、
特養でさえ、子が負担しないと入れない。
子は払いきれないので、
病気になっても病院には行かせてもらえない。

ストレート(年金は夫婦2人分)でも年金不足は深刻。
『年寄り=金持ち』は、もう終わりました

 

 

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LGBT社会保障的に、とても不利。知っておかないと損するだけ

 

 

あなたの親が70歳以降なら、もうすぐ
あなたの親の請求書が、あなたに届きます。
そして数十年後、同様に、
あなたの請求書が、あなたの甥・姪に届きます。
逃げられない現実です。

 


次回は、それぞれの費用。
まだ間に合います。