医者をねぎらうべき時期に、こんな記事ですいません。
主治医の選び方について。
これ、健康な人にはわかりにくいんです。。。
■事例1
Lさんの兄(39歳、独身)が末期がんと診断。
余命半年の宣告。
「何か方法はないんですか?」
すがるLさんに、自分より若い主治医はサラリ
「あと何か月、生かしたいんです?」
その後も度々、雑な口調。
Lさんは病院の相談窓口に
「主治医を変えてくれ」何度か訴えた。
しかし強くは言えない。
兄が人質だから。
■事例2
Cさん(39才、男性)は高血圧、半年前から服薬。
食後の薬の時、友人に言われた。
「半年前にたった1回、血圧142になっただけでしょ?
なのに薬飲むもの?」
健康診断も結果良好、普通体系、ジム通いのCさん、
自身も納得していなかった。
次の診察の際、医者に言ってみた。
「職場移動で、この病院に来るのが難しい。
家の近所の病院を紹介してください」
しかし紹介先の病院も、今までと同じ診断・同じ薬。
「今までの診察は正しかったのか」とCさん。
とてもよくあるケースですが、
紹介はたいてい身内(同派閥)同士。
新しい病院の医師からすれば、治療方針を変えられない。
お客(=患者)を譲ってくれた前の病院を否定することになる。
この状況だけ聞くと、
Cさんは服薬中止も検討して欲しい。
■事例3
「セカンドオピニオン受けたい」
って言ったら、
名医と評判の主治医が、回診に来なくなった。
それまで主治医は
「セカンドオピニオンとか、様々な考え方も必要」
って言っていたのに。
これも、今だに茶飯事。
■事例4
「セカンドオピニオンで聞いた治療を、主治医に依頼。
なのに、主治医は自己流の治療だった」
ずいぶん悪質なケースですが、
これはがん治療・日本Best3に入る名門病院で、
3年前に私が聞いた話。
4例挙げたが、他にもイロイロ。
・患者マターではなく、病院方針で治療決定
・偉い教授医師の診断だから
・点数(病院の収益)、、、などなど
じゃぁ、どうすればいいの?
続きます。