ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

トリアージ、医療格差は必要?悪?

患者に優先順位をつける=トリアージ
と言う言葉がニュースで出てきた。

急にシビアな言葉、と思いました?
実は数十年前から、議論されていた言葉。

 

日本人は原則、保険証を持っており、
健康保険料を支払っている。
その額は諸条件で変わるが、40歳・独身・全国平均↓
・年収400万円  :34万円 ※サラリーマンの平均
・年収1000万円:94万円 ※一般的に言う高所得

「収入が多いから、負担増は当たり前」
v.s.
「多く払ってるのに、受ける治療は同じ?」
意見が分かれるのは当然。

前者の意見もわかるが、
後者の意見は、高所得者からすれば
約3倍の保険料を支払わないと、同じ医療を受けられない。
「これで公平?」と言うことだ。

医学界も意見が分かれる。
「収入で治療が分かれるのは良くない」
v.s.
「高額な良い治療が普及されない」
この後者、どういうことか?

 

健康保険=3割負担は、厚生労働省が認めた治療。
治療をどんどん認可し過ぎて、
7割負担する国家予算は、とっくに限界オーバー。
だから最新の良い治療が認可されにくい

嫌な言い方に換えれば、
圧倒的多数の一般庶民の心情に配慮して、
医療が発展できないのもまた事実。

 

 

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健保組合は赤字が膨らむ一方。保険料が値上げするのも当然。それでも追い付かず、超大手でさえ次々と破綻。3年後、団塊の世代健康寿命終了、、、恐怖。

 

良い治療をもっと日本に広めたい。
その為には、
まずは多く支払っている人にだけでも、
良い治療を提供する。
それが増えれば、治療費も安くなり、
一般人にも普及できる。
と言うのが前述、医学界後者の意見。
患者1人1人の人生、価値観、生活に合わせ、
治療を変えるのだ。

 

トリアージ、医療格差を容認しますか?」
平等=全員同じなのか?
平等=個々人の違いに合わせた対応
日本人の真価が問われていると私は考えます。