ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

将来設計が難しいLGBT ~前編~

今回は自分自身を例に。


私は現在、大手外資系生命保険会社の
コンサルタント
全国5本の指に入っています。

将来を考えて、独立を考えるようになりました。
会社には内緒。
言うなよ、言うなよ~。
 

LGBTは将来設計が難しい。
理由は2つ。

 

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キャリアコンサルで必ず出てくる図。あなたのWill/Can/Must、考えていますか?

 

 

1) 周囲と比較しずらい
「ネットの出現でLGBT
アイデンティティを確立しやすくなった」
と言われ始めて10年以上。

LGBTsと言われるように、
各個人の自由度・多様化は進んだ。
半面、趣向が細分化され過ぎて、
孤立しやすくなったのも事実。


30代後半以上の人はさらに複雑だ。
思春期の頃、TVでも学校でも、
ホモ・レズ・オカマとバカにするのが
フツーだったはず。
バレないために、当事者本人までも
「ホモかよ、キモち悪ぃー」と口にする。

周囲に相談できる訳がない。
やっと相談しても、

ノンケには「いつかは治るよ」と言われたり、
ゲイには、相談のお礼を身体で求められる。

ずっと1人で生きてきたから、
相談できる人に偶然、会えても、
心の内を明かす術を知らない。
自分をガードしてきた城壁から、
自分が出られないのだ。

 


偉そうに言ってますが、私も同じです。
自分のことを語るの、恥ずかしいし怖いです。 
ごまかす術は知っているので、
いつも、ちゃんと正しく逃げています。
本当は誰かにわかって欲しい、本音で語りたいのに。
・・・面白いもんですね。

 

若者も中高年も、LGBTは自分の本音を出さない。
みんなが言わないから、情報がない。
似た境遇の人は何を考え、何をしているのか?
自分の立ち位置が見えずらい。

指標がなく、自分を客観視できなければ、
人は、なんとなくそのまま、
今までと同じ環境を継続します
新しいことをするのは怖い。
その必要性に気付かなければ、
将来設計は先送りされます。


もう1つの理由は、続きます。