ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

LGBTとお金③ ~③メンタルを病む専業主婦の事情~

※今回は『専業主婦』に、
専業主夫、扶養控除の労働者も含めます。
男女を自由に入れ替えて読んで下さい。
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専業主婦が日本経済に与える影響。
今日はシリーズ3回目。
 ①専業主婦はどう映る?
 ②専業主婦を守ってきた理屈
③メンタルを病む専業主婦の事情 ←ココ
 ④国家から見る専業主婦
 ⑤GDP世界3位なのに貧困

 

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引きこもり全体の主婦は約1割。最も可視化されにくいので実態は不明。


あなたが30才前後の時、
仕事の壁にぶつかった経験ないですか?

その時
『逃げと思われない、正当な逃げ道』
を探さなかったですか?

 実家に帰ろう、
 友人と一緒に住もう、
 誰かが仕事を誘ってくれないか、

そんな選択肢の1つに、
『働かない人生』があったら、、、
あなたは選びませんでしたか?
私は選びたかった、
逃げたかったことありました。


女性はちょうどその時期、
[結婚=働かない口実]を得られる。
安全な窓の中で、子供とぬくぬく生活。
誰も非難しない。

社会に出ない=家に引きこもる生活、
5年続けば、正社員の道は難しい。
10年続けば、社会に取り残される。
「働いてる人が何を言ってるかわからない」
「新社会人にさえ追い越された」
「社会に出る自信がない、仕事が怖い」

でもそれは大人として言えない。
だから別の理由=言い訳を作る。
「子供が、、、」
「自分の身体が弱い」

がその代表。

言い訳のおかげで、安全な窓の中は続く。
 社会の一員ではない疎外感、
 会話についてゆけない孤独感、
 周囲から取り残される不安、、、
でも今更、社会に出るのは、ますます怖い。
・・・負の連鎖。
専業主婦の引きこもり、ウツ、
多い理由がコレ。

後輩、妹など、自分より目下だった人が
社会で活躍している様子を見た時。
自分は昨日も今日も、育児に追われ、
会話したのは子供だけ。。。

専業主婦全員が心を病むわけでは有りません。
でも主婦の引きこもりは
10万人とも50万人とも言われます

 

仕事で頑張っているあなたが
毎日毎日、ストレス社会にもまれ、
必死にトレーニングしていますよね。
会話技術、社会人スキル、対人関係、
つまり社会性。
・・・ちゃんと意味があります。

「女性の幸せ、当り前の道だと思っていたのに」
問題は日本に根づく、ステレオタイプ
男性像、女性像なのかもしれない。
LGBTの大敵ですね。
あなたの選択、逃げの言い訳になっていませんか?