ゲイの金融コンサルタントのぶっちゃけ日記

LGBTの社会保障。あまり語られてこなかった分野を、日本TOPレベルの金融コンサルタント&カウンセラーとして紹介します。 と言っても、好き勝手な人生を歩む中年オヤジなので、ゆる~く・のんびり・正直に書きます。

マイナンバーの今後 ~LGBTの場合~

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報道の変化を見極める。本日の報道はめったに無い、記憶すべき報道です。

ニュースがどう変化するか見極める。
TOPビジネスマン、金融マンとして重要。
今日はその典型、年に数回あるかないかの興味深い日

ついに動き始めました。
マイナンバーの強化。
コロナ禍のドサクサに紛れて、ズルいです。
でも、私が安倍首相でも、同じことするかなー。

2013年、いわゆるマイナンバー法案が成立。
マイナンバーと個人情報がどこまで結びつくか?
国会が大荒れ、覚えていますか?
当時の政府は
マイナンバーが健康、金融情報と結びつくことはない」
と断言しました。

昨年(2019年)の政府発表。
マイナンバーカードの発行部数が想定より少ない。
ならば健康保険証とくっつければ良いじゃないか。
TVの前でずっこけましたよ、私。
こんな理由、アリ?
なのに、だーれも取り上げない。

そして本日(2020年6/1)、菅官房長官の発表。
マイナンバーカードと銀行口座を紐づけを検討。
新型コロナ対策で、国民から得た銀行口座情報を有効活用。
今後は迅速に対応できるから。


誤解しないで欲しいのは、
 ・保険証とマイナンバーを1枚にするけど、
  健康診断結果や入院履歴を国が管理するわけではない。
 ・保険証と銀行口座を紐づけるけど、
  1人1人の金融資産の詳細を国が管理するわけではない。
と政府は言ってます。

言ってたはずなのに、急に話が変わる
と言うのが今日のテーマ。
今日の政府の発言が変わらないことを祈りたい。

lgbts-lifeplan.hatenablog.com

 本件を予測したブログ↑でも書いたように、
2013年、法案成立当初、私は反対でした。
1人1人が番号がつくこと、
個人情報が丸裸になることへの不安です。
日本中、そんな漠然とした理由だったのでは?

金融の勉強する中で、私は悩み始めた。
大きなリスク下では、家族構成・資産・健康は必要な情報。
現実的な効率を考えるようになった。 

例えば、
 あなたが仕事帰りに脳卒中
 治療には持病の有無・服薬歴は重要。
 家族にも連絡しなきゃだし、
 高額な治療OKか
など情報が必要です。

特に身内が少ないLGBT
老後孤立化のリスクが高いLGBTにとっては

国の一元管理は便利。

但し、
万一、LGBT(性趣向)までバレたら、
例えば入院時に不便だろうとか、不安はあります。
でも「マイナンバーによる効率化」と
「データ保護方法」「LGBT差別」は別問題。


ではなぜ、今日、ブログを書いたか。
本日のメインテーマです。
 ・ホトボリが冷めた頃、急に話を変える政府
 ・それを追求しない野党
 ・それを報道しないマスコミ

今、政治家の誰が何を言ったか?
正しく伝えるジャーナリストは誰か?

皆さん、注目しましょう。
こういう時に本性がわかると言うものです。