私は保険会社の教育担当や役員に、研修もしてます。
彼らでも意外と知らないのは、
「保険会社の分類、各社の特徴」
日本の保険会社は約40社。
大きく3グループに分けられます。
彼らは当然、知識豊富のつもりでいますが、
7〜8割の教育担当や役員は、グループ外の知識は少ない。
いつもぶっちゃける私も、
今回のぶっちゃけは正直過ぎます、過激です。
プロが保険を見る時、まず3グループに分けます。
① 日本社
〜会社の特徴〜
・昔から日本にあり、官僚の人気天下り先
・ターゲットは知識のない人
〜保障内容〜
・10年更新、全部入りパックの保障
・同じ保障内容なら、もっとも割高
・今の医療制度に合う保障は作成困難
〜営業マン〜
・オバチャン営業マンが多
・一般に知識はまったく無い
〜業界の今後〜
・殆どの会社がずっと赤字、業界衰退中
② コンサル系
〜会社の特徴〜
・外資系が多い(資本力は高いが、撤退など決断も早い)
・ターゲットは法人・富裕層など大口契約
〜保障内容〜
・貯蓄系の死亡保障としては割安な会社が多い
・大口契約が基本、結果として割高
・医療・がんなどの保障は極端に悪い
〜営業マン〜
・「自分だけはエリート」と洗脳されている
・「保障は不要、貯蓄が重要」とお客様を洗脳する
・一般に医療&保険知識は少、社会保障&税の知識は多
〜業界の今後〜
・売上は横ばい〜減少、やや業界縮小
③ 新鋭系
〜会社の特徴〜
・新しい会社が多い(不安定な会社もある)
・人件費をかけず、CMや代理店手数料に重点
〜保障内容〜
・医療・がん・介護保険などの単品販売
・今の医療制度に合う保障だが専門知識が必要
・同じ保障内容なら、圧倒的に割安
〜営業マン〜
・営業マンが少ない
・一般に医療&保険知識は多、社会保障&税の知識は少
〜業界の今後〜
・日本社や損保会社も参入(ライバル社が認める将来性)
・殆どの会社が売上は増加、長期的安定
ちょっと違いますが、番外編で2つ。
( 番外)共済系
若者の死亡・入院に特化。
死亡保障は少額、入院短期化のため保険金は少額。
一番のリスク=高齢者は保障しない。
だから安い。
県民共済、全労済など、加入者減で赤字。将来性がない。
保障は既に上記①〜③でしっかり保有、気休めで追加するにはGood。
( 番外)乗合代理店
「数十社から、あなたに合わせて提案」
と言うことになっており、
今、急増中です、店舗数もクレームも(笑
「あなたに合わせて」なのに、
販売するのは同じ商品ばかり。
なぜかその商品はいつも、店に入る手数料率が高い。
それ以外を販売すると営業マンは罰金、なんてケースも
この商法、国会でも議論され、金融庁も頻繁に違法性を指摘。
これも保険会社で有名な話。
「各社で売れなかった営業マンが集まる」
お客様=素人を、会社指示の保険に誘導するだけ、
スキルが低くても問題ないのです。
ここまでは事実だけ、私の感想抜きでを書きました。
過激なようですが、
一般人でも詳しい人なら知ってるレベルです。
次回、私の考察を入れて『各社の特徴』。
その後で『どう選べば良いのか?』を
LGBT向け、ストレート向けまで案内しますね。