中国シリーズの最後に、今後の話。
TOP金融マン・FPとして、今回も簡単に。
度々伝えてる通り、
ニュースで徐々に聞かれる頻度が高くなる単語、
要注意です。
中国の『0コロナ』もその1つ。
世界中『Withコロナ』の中、中国だけ『0コロナ』。
①コロナは中国発祥の印象を弱め、
②技術力世界一アピールの五輪を成功させ、
③0コロナ成功させた習近平主席の実績アピール
この3つが狙い。
と言うか、
①②は、③が目的。
2022年秋、5年に1度の中国共産党党大会。
習近平は3期目突入の見込。
これで中国史に残る絶対権力者となる。
唯一の懸念はコロナ。
〈問題〉
なぜ0コロナが、ニュースで話題になってきてるのか?
〈答え〉
無理だから。
強行すれば、世界経済が大打撃だから。
これだけ世界でヒト、モノが動く時代、
0コロナ=完全排除は無理です。
例えば、
西安市:人口1300万人、石家荘市:人口1100万人
東京とほぼ同じ規模の街を完全封鎖。
さすが中国、すごいです。
で、考えますよね?
・他でも都市封鎖?!
・オリンピックで大量の人流移動=コロナ拡大!
・今でさえ感染拡大中の北京は?
中国は、力づくで自国経済を優先、
中国以外をマヒさせてきた。
2年前コロナ初期、中国内にある日本企業のマスク工場は、
すべて中国が没収。
マスク大国・日本がマスク不足になった。
今や世界のサプライチェーン、
モノ作りのどこかに必ず中国は入っていて
それが切断される可能性があるということ。
つまり、
世界中の物資不足になる!かも。
↑東スポ流の見出しは便利ね(笑
2022秋の党大会が終わるまでは、
何があっても力業で解決する!かも。
今回3部にわたり、中国の最近を書きました。
中国を嫌うのも、恐れるのも、利用するのも、理解するのも
あなたの勝手。
どっちみち、中国主役の経済は続きます。
今の実態を正しく理解しましょう。